※ 乗鞍スカイライン通行止解除のお知らせ|2022年9月に発生した崩落の為通行止めが続いていましたが、2024年8月20日に再開しました。
長野県と岐阜県にまたがる乗鞍岳。 岐阜県側からの山岳道路が乗鞍スカイラインです。
この乗鞍スカイラインは、中部山岳国立公園内にあり、自然保護のため、一般車両の通行はできません。
通行できる車両は路線バスと自転車だけです。
しかも、ゴールの畳平は標高2,702mで自転車で行ける日本最高地点です。
この乗鞍スカイラインは、サイクリストの憧れである山岳道路でサイクリストの聖地と呼ばれ、スカイラインという名の通り絶景です。
ここに、ほぼ毎日テレワークの49歳引き籠り中年おじさんがチャレンジしました。
それを可能にしたのは、電動アシスト付自転車(e-baike)のレンタサイクルです。
乗鞍スカイラインってこんなところです。
乗鞍スカイラインの凄さは写真や文章ではなかなか伝わらないなぁ?と悩んでいたらとても良いYoutubeを発見しました。
それは、日産ノートのテレビCMです。
このCMのロケ地は「乗鞍スカイライン」です。 素晴らしさが分かりやすく表現されています。
環境保護の通行規制があるのでドライブは出来ませんが、サイクリングはOK!
レンタルe-bikeで絶景の山岳道路で最高の達成感をお楽しみください!!
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北アルプスの麓、奥飛騨温泉郷には高速バスで簡単に行ける事をご存知でしょうか?
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更に平湯バスターミナルから標高が2,702mで「バスのりば標高日本一!」超!涼しい・超!絶景の乗鞍山頂(畳平)バスターミナルまで直通バスで60分
乗鞍岳の麓である平湯温泉にある、Okuhida Base(奥飛騨ベース)にはレンタルサイクルがあります。
しかも、パナソニック製の電動アシスト付のスポーツタイプ (e-baike) です。
体験記【2021年9月28日(火) 晴れのち曇り】
7:45
Okuhida Baseに到着
平湯バスターミナルから徒歩2分位のところにあり、営業時間(貸出時間)は6:00~23:00です。
天気は晴天、気温は20℃程度
最高のサイクリング日和です。
周辺の駐車場をakippaで事前予約しておきました。
格安の330円/日でした。
Okuhida Baseは無人で運営されている、レンタサイクルと一人乗り小型電気自動車レンタルの拠点です。
WEBサイトでオンライン予約をし、クレジットカードでお支払いすると、事前にキーロッカーの暗証番号がメールで届きます。
その暗証番号で鍵を取り出します。
自転車の鍵とロッカーの鍵がセットになっています。
ロッカーの中には、ヘルメットと充電されたバッテリーが入っています。
ヘルメットを被って、バッテリーを自転車にセットして出発準備完了。
Okuhida Baseの隣の酒屋
つるや商店で500mlの水のペットボトルを購入して出発。
この時、行動食を購入しなかった事をのちほど後悔することになりました。
皆さんには、是非、水と一緒に行動食も購入することを強くお勧めいたします。
8:00
いよいよ乗鞍スカイラインのゴール、標高2,702mの畳平に向けて出発です。
因みに出発地点の平湯の標高は約1,250mです。 気温は20℃程度でした。
電動アシスト付なのでモーターが背中を押してくれるような乗り心地で楽々です。
私が日常で使用している子乗せの電動アシスト付自転車と比較するとパワーは弱い印象です。
スポーツタイプなのでロードサイクルの味付けが残っており、乗り心地・漕ぎ心地はかなりスポーティです。
ここで、少しアドバイス①
途中で膝を痛めました。
登りはサドルを高めにすることをお勧めいたします。
自転車素人の私は何も考えずに、自転車をこいで登って行ったら、途中で膝が痛くなってしまいました。
度々、休憩をして膝を休めます。
困ったなぁ!と思いつつ、過ぎ去る自転車を眺めていると、皆さんサドルがとても高い!
つま先がギリギリ届くか、届かないかくらい!
なるほどぉ 膝への負担を減らし、楽に漕ぐにはサドルを高くすることだと気が付きました。
もっと早く気が付けば痛める事はなかった!
これで一気に回復しました^^
帰路は下り急勾配が続くので、サドルを低めにした方が重心が低くなり安定し、安心感がありました。
さて、体験記の続きです。
8:10
国道158号線を高山方面に進んで平湯キャンプ場を通り過ぎて直ぐに平湯峠の入口に着きます。
ここで左折して平湯峠(乗鞍スカイライン方面)へ進みます。
ここからまさに自転車天国!
森に囲まれた峠道を心地よく進みます。 アシストの恩恵を感じまくりです。
急坂もグイグイ進みます。
※この平湯峠が最難関です。
乗鞍スカイラインよりきついです^^;;
8:25
いよいよ乗鞍スカイライン入口の平湯峠ゲートに到着。
入口でアンケートの質問を受けます。
皆さんご協力お願いします。
開門時期は5月15日~10月31日です。
この日の開門時間は3:30~18:00との事でしたが、2,500mを越える高所です。午前中に上り、お昼には下山することをお勧めいたします。
※乗鞍スカイライン平湯峠ゲート開門時間
5/15~6/30 7:00~18:00
7/1~9/30 3:30~18:00
10/1~閉鎖 7:00~18:00
以前バスで登った時とは異なり、ゆっくり景色を楽しみながら、風を感じながらのんびりサイクリング。
電動アシストのお陰でぐいぐい登れる! 電動アシスト凄い!
カップルなら絶景を見ながら話も盛り上がり二人の距離が縮まる事、間違いなし^^
残念ながら私達はおじさん二人です^^;;
笠ヶ岳、槍ヶ岳、奥穂高等々・・北アルプスの山々が一望! すごい! 凄い! スゴイ!!
ここで、少しアドバイス②
自転車のアシストモードはオートマチックがお勧め。
ロングモードは健脚の方には良いが私には少しきつかったです。
パワーモードで登った友人は、ゴールである畳平の1km手前でバッテリ切れ(T T)
最後の1kmはアシスト無しでのサイクリングとなりました。
オートマチックモードの私は畳平で残量30%
帰路はほぼ全てが下りなのでアシストはなくてもOKです。^^
サドルを低めにして、ゆっくりゆっくり安全第一で下山してください。
8:40
大展望台とお手洗いなどが整った夫婦松駐車場に到着!
ここで少々休憩です。
トイレ休憩にもおすすめです。
ここからは高山市内や遠くには白山?!なども眺められて、最高です!!
また、体力に自信がない方や時間がない方はこの夫婦松駐車場まででも十分楽しめます。
8:56
乗鞍スカイライン望岳台と言う
小さな展望台に到着!
だいぶ標高が高くなった感じがします。
天気も良く、槍ヶ岳や西穂高がくっきり!
青空が美しい!!
澄んだ空気が美味しいです。
9:48
森林限界を超えて、本格的な高山エリアへ
紅葉も徐々に始まり美しいです。
何よりも車が通らないので自転車天国です。
聞こえるのは風の音だけ! 最高です!!
ただ、空気が薄い! 少し頭がくらくらしてきました。
そして、苦しい事態が・・・
お腹が空いたぁ。エネルギーが欲しい!
ポケットには僅かな水のみ^^;;
行動食を持参しなかった事を後悔^^;;
平湯温泉のつるや商店で買うべきだったと強く後悔(T T)
皆さん、行動食はお持ちになることをお勧めします。
9:58
いよいよゴール(畳平)まであと少し。
ここで事件が!
一緒に走行している友人から「やばい、ペダルが重くなった!バッテリー残量0%」
パワーモードを使っていた為、消費が早かったようです。
皆さん、オートマチックモードがお勧めです。
10:10
ついに本日の目標である標高2,702mの畳平に到着!
空腹で倒れそうです!!
因みに気温7度。 寒い~!!
温かい食べ物を探しに畳平バスターミナルの2階のレストランへGO!
な・な・なんと!臨時休業!(T T)
途方に暮れるおじさん二人! 絶望感と悲壮感が漂います( ̄▽ ̄;)
その時、朗報が!!
お隣にある銀嶺荘の2階レストランが10:30にオープンとの情報が・・・
一気に気力が復活!!
10:30
銀嶺荘の2階レストランで遅めの朝食
豚汁定食1,100円
場所を考慮するととても良心的なお値段!
あったかいスープが体に沁みます。
とても美味しくい^^
一緒に登った友人は朝からステーキ定食と山菜蕎麦を食べていました^^
※2022年5月15日再び銀嶺荘さんに訪問したら大幅にメニューと料金が改訂されていました。(2022年5月21日追記)
2022年5月15日時点のメニューです。↓
11:00
お腹も満たされたので下山開始。 帰りは楽々、楽勝となめていました。
が・・・すげー寒い!
薄いウィンドブレーカーの下は半袖Tシャツ1枚。 気温は7度。
下りは風を切って降りるのみ。
手が悴む!凍える!
ここで、少しアドバイス③
手袋とあたたかい上着は持って行きましょう。
当たり前のこととは思いますが、私達は忘れました。
同じような人が多いのでしょうか。
畳平の売店では手袋も上着も販売してました。
下りはとても危険です。 油断するとオーバースピードになります。
必ずブレーキを掛け続けて、ゆっくり下山してください。
スピードを出すと本当に危険で寒いです。 命にかかわる可能性もあります。
必ずゆっくり下ってください。
寒く感じたらスピードを更に落として、ゆっくり進むことを強くおすすめいたします。
12:10
平湯峠ゲートにあっという間に到着
雲が出てしまい、霧と寒さで景色を楽しめず^^;;
ゆっくり景色を楽しめる登りがやはり良いですね。
下りは楽だが、楽しくはない事を知りました。
12:25
無事にOkuhida Baseに到着。
このまま、温泉(ひらゆの森)に直行して、冷え切った身体を温めたかったが、本日は仕事(T T)
そのままワーケーション施設のワークスペース&こども図書館 奥飛騨 萬葉館でテレワークです。
感想
本当に素晴らしい体験でした。 普段、あまり運動をしていない私でも、少しの頑張りで畳平まで行くことが出来ました。 天気にも恵まれて最高の景色、最高の経験でした。
5年前にバスで畳平まで登り、車窓からの景色に感動しましたが、自転車はその数倍も楽しく、まるで空を飛んでいるような感覚でした。
この素晴らしい体験は電動アシストのお陰です。 私のような素人ではロードサイクルでは難しいと思います。
乗鞍スカイラインでのヒルクライムは鍛えられた、限られた特別な人のみが味わえる感動だったと思います。
それが、パナソニック製の電動アシスト付のスポーツタイプ自転車(e-bike)のレンタル自転車のお陰で、少しの頑張りで味わえます。本当に素晴らしい経験をしました。 近日中に再度行こうと思ってます。 その時は行動食・手袋・上着を持って^^;;
Google マップで Okuhida Base から
乗鞍畳平 へのルートを表示します。Google マップで見る
Okuhida Baseは、奥飛騨の玄関口の平湯バスターミナルから徒歩2分に立地し、レンタサイクルとLUUP(電動キックボードシェア)を提供する施設です。
〒506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯727
旧なかだ売店内
平湯バスターミナルから240m(徒歩2~3分)
【営業時間|貸出返却可能時間】7:00~17:00
※ ご利用の場合はご利用日当時の午後12:59迄にオンライン予約してください。
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上高地に更に奥!北アルプスの麓、奥飛騨温泉郷には簡単に行ける事をご存知でしょうか?
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更に平湯バスターミナルから標高が2,702mで「バスのりば標高日本一!」超!涼しい・超!絶景の乗鞍山頂(畳平)バスターミナルまで直通バスで60分