高速バス

新宿から電車・バスで行く日帰り旅|定番から穴場まで!

新宿駅から公共交通で手軽に行ける日帰り旅行地。箱根や鎌倉、河口湖などの定番スポットも良いですが、実は新宿からのアクセスを活かした穴場スポットや、富士山の眺望が素晴らしいハイキングコースがたくさんあります。

今回は、新宿駅に隣接するバスタ新宿と甲府を結ぶ高速バスの途中バス停で楽しめる、知る人ぞ知る穴場スポットと、気軽に登れるトレッキング旅を紹介します。
※高速バスはバスタ新宿以外にも「中央道 府中バス停」「中央道 日野バス停」など途中バスでの乗降も可能です。

新宿から日帰り旅行の選択肢

定番の人気スポット

新宿から日帰りで行ける観光地といえば、真っ先に思い浮かぶのが以下の3つです。

箱根

箱根は、温泉と山の景観が魅力。箱根ロープウェイから望む富士山は圧巻で、箱根神社の参拝も人気です。小田急線で約90分でアクセスできます。

鎌倉・江の島

鎌倉・江の島は、古都の歴史情緒と海の風景が味わえます。大仏や鶴岡八幡宮参拝、江の島のハイキングコースなど、一日中楽しめる定番中の定番です。

河口湖

河口湖は、富士山を正面に望む湖畔の景観が最高。美術館めぐりや湖畔の散策、富士山麓のハイキングなど、やることが尽きません。

もっと穴場を探しているなら

これら定番スポットも素晴らしいですが、新宿からのアクセスを最大限活かしつつ、新たな場所や人混みを避けたい方には別の選択肢があります。

特におすすめなのが、バスタ新宿と甲府を結ぶ高速バスの途中バス停を活用した日帰り旅。中央自動車道沿いには、魅力的な穴場スポットが点在しています。

穴場スポット1:談合坂SA&旧宿場町(中央道 野田尻バス停)

新宿から高速バスで約1時間、中央自動車道の談合坂サービスエリア周辺が最初の穴場エリアです。

深い山々に囲まれた秘境的な風景が広がっています。サービスエリアやドライブスポットとして知られていますが、実は周辺には自然を満喫できるスポットが数多くあります。

中央道野田尻(談合坂SA)での過ごし方の詳細は、以下の記事で紹介しています。

中央道野田尻(談合坂SAの旅)の詳細はこちら

穴場スポット2:山梨ワイナリーの旅(中央道 釈迦堂バス停)

バスタ新宿から高速バスで約1時間30分の穴場エリア。

山梨県は、日本有数のワイン産地。中でも釈迦堂パーキングエリア(中央道 釈迦堂バス停)の周辺には、世界中のワイン好きが訪れる個性的なワイナリーが複数あり、ワイン好きにはたまりません。ワイナリーでの試飲や、葡萄畑を眺めながらの食事など、特別な時間が過ごせます。

季節によっては、葡萄狩りなどのフルーツ狩り体験も可能。都会のストレスから解放される、素敵な日帰り旅が実現します。

中央道釈迦堂での楽しみ方の詳細は、以下の記事をご覧ください。

中央道釈迦堂(ワイナリーの旅)の詳細はこちら


富士山の絶景が待つ、手軽なハイキング

新宿から高速バスで甲府方面へ向かう途中、気軽に立ち寄れるハイキングコースもあります。富士山の眺望が素晴らしく、初心者からベテランまで楽しめます。

百蔵山(ももくらやま)

新宿からのアクセスが良く、初心者向けながら富士山を大パノラマで望める山。標高1003mながら、山頂からの眺望は格別です。

往復3時間程度のコースなので、朝早く出発すれば日帰りで十分楽しめます。

詳しいアクセス方法や登山情報は、以下のページで紹介しています。

百蔵山へのアクセス・登山情報はこちら

滝子山(たきごやま)

富士山の西側に位置する滝子山は、より本格的なハイキングを求める方向け。標高1882mで、富士山の全容が美しく見える絶好のビューポイントです。

水場や野生動物との出会いなど、自然をより身近に感じられる山。中級者以上のハイカーに人気です。

アクセス方法と登山コースの詳細については、以下のページをご参照ください。

滝子山へのアクセス・登山情報はこちら

高速バスで効率的に楽しむ日帰り旅

バスタ新宿から甲府を結ぶ高速バスは、これらスポットへのアクセスルート。朝早く出発すれば、途中のバス停で下車し、その後のバスで移動するという柔軟な日程が組めます。

運転の負担がなく、バス移動中に休息が取れるのも魅力。週末の手軽な日帰り旅として、ぜひ活用してみてください。

まとめ

新宿からの日帰り旅行は、定番スポットだけではなく、穴場の魅力で選ぶのも一つの楽しみ方。中央道沿いの野田尻やワイナリーエリア、富士山が見える山々など、個性的なスポットが待っています。

高速バスの途中立ち寄りを活用すれば、都会の喧騒から離れ、自然と文化が共存する山梨の素晴らしさを、効率的に体験できます。

次の休日は、新宿から高速バスで穴場旅行へ。きっと、新しい発見が待っています。


山梨ワイナリー満喫|バスタ新宿から高速路線バスで日帰り旅

都心から約2時間、気軽に行ける山梨ワイナリー巡り。今回ご紹介するのは、高速バスを使った日帰りワイン旅です。目的地は「中央道釈迦堂バス停」。パーキングエリア内にあるこのバス停は、徒歩圏内に魅力的なワイナリーが点在する、知る人ぞ知るワイナリー巡りの拠点なんです。

なぜ中央道 釈迦堂バス停なのか?

中央道釈迦堂バス停の最大の魅力は、その立地。パーキングエリア内にあるため、トイレや売店などの設備が充実しており、初めての高速バスでの旅でも安心です。さらに、このバス停を起点に、歴史あるワイナリーやレストランが徒歩圏内に複数点在しています。車を運転しなくてもワインをしっかり楽しめる、まさに理想的な場所なのです。

アクセス方法

行き:バスタ新宿から中央道釈迦堂へ

バスタ新宿から甲府南経由の甲府方面行きの高速バスに乗車します。所要時間は約1時間半〜2時間。朝の便を利用すれば、午前中からワイナリー巡りをスタートできます。

  • 乗車場所:バスタ新宿(JR新宿駅新南口直結)
  • 降車場所:中央道釈迦堂バス停(降車専用)
  • 料金:片道1,800円~2,000円前後

帰り:中央道釈迦堂からバスタ新宿へ

帰りは行きとは反対車線にある上り側(東京方面)の釈迦堂パーキングエリア内のバス停から乗車できます。夕方の便を利用すれば、たっぷり6〜7時間のワイナリー巡りが可能です。

おすすめワイナリー3選

1. フジクレールワイナリー

創業1963年の実力派ワイナリー

甲府盆地を一望できる小高い丘に位置するフジクレールワイナリーは、「日本の食に合うワイン」造りにこだわる醸造所です。

おすすめポイント:

  • 眼下に広がる甲府盆地の絶景
  • 週末開催のワイナリーツアー(要予約、1,500円)
  • 地下トンネルカーヴや醸造施設の見学
  • 常時十数種類のワイン試飲が可能
  • 「暮らしとワインのマルシェ」エリアでワインのある生活を提案

営業時間: 10:00〜16:00 定休日: なし(年末年始除く) 所在地: 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2770-1

フジクレールワイナリーでは、山梨県産ブドウ100%にこだわり、特に甲州種の個性を引き出したワイン造りを行っています。ワインショップでの試飲は無料で、気に入ったワインをその場で購入できます。

2. まるき葡萄酒

現存する日本最古のワイナリー

1891年創業という、驚くべき歴史を持つまるき葡萄酒。「フランスワインがフランス料理に合うように、甲州ぶどうが和食に合わないはずがない」という創業者の想いが、今も受け継がれています。

おすすめポイント:

  • 日本最古のワイナリーの歴史を体感
  • 不耕起草生栽培による環境配慮型のブドウ栽培
  • 畑で放し飼いにされている羊たち
  • フラッグシップワイン「ラフィーユ」シリーズ
  • 甲州種とマスカット・ベーリーAに特化した日本品種ワイン

営業時間: 9:00〜16:30(見学・試飲可能) 所在地: 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488

まるき葡萄酒の特徴は、サスティナビリティを基本概念とした革新的なワイン造り。畑を自然に近い状態で管理する「不耕起草生栽培」を実施し、羊を放し飼いにすることで除草剤を使わない環境に優しい栽培を実現しています。

3. 丸藤葡萄酒工業(ルバイヤートワイン)

詩的な名を持つ老舗ワイナリー

明治23年(1890年)創業の丸藤葡萄酒工業。「ルバイヤート」という美しいブランド名は、詩人・日夏耿之介氏によって命名されました。ペルシャ語で「四行詩集」を意味するこの名は、ワインと詩の融合を表現しています。

おすすめポイント:

  • 創業当時の建物が残る歴史的なワイナリー
  • 早くから甲州種の辛口ワインにこだわり
  • 「蔵コン」と呼ばれるワイナリーコンサートの開催
  • 見学ツアー(土日祝14:00〜、要電話予約)
  • 伝統と革新が融合したワイン造り

営業時間: 9:00〜16:30 定休日: なし(年末年始除く) 所在地: 山梨県甲州市勝沼町藤井780

ルバイヤートワイナリーでは、甲州種の辛口ワインを中心に、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネなどの欧州系品種も栽培。「世界に誇る日本のワイン」を目指し、ブドウ栽培から醸造まで丁寧なワイン造りを続けています。

ワイナリー旅を彩る、徒歩圏内のレストラン3選

ワインをしっかり楽しむなら、食事も「近場で・徒歩で」完結できると安心です。
中央道釈迦堂バス停から歩いて行けるエリアには、雰囲気の良いレストランがそろっています。

① IWAI TERRACE(イワイテラス)

— まるき葡萄酒の2階、絶景カフェ&BBQテラス

まるき葡萄酒の2階にあるカフェ&レストランで、
甲府盆地と南アルプスを一望できるテラス席が人気。

  • 自家製ハンバーガーや「飲めるフレンチトースト」など映えるメニュー
  • 併設の「IWAI BREWERY」で造られたクラフトビールや、まるき葡萄酒のワインも楽しめる

春〜秋はテラス席でBBQプランもあり、ワイナリー帰りのランチや早めディナーにぴったりです。


② レストランテ風

— 勝沼醸造直営、丘の上の本格欧風レストラン

勝沼醸造直営の「レストランテ風」は、ぶどう畑を見下ろす高台に建つ欧風レストラン。

  • 大きな窓から、四季折々に色を変えるぶどう畑と秩父連山の景色を一望
  • 特選和牛ローストビーフをはじめ、地元野菜や果物を取り入れたコース料理が充実

甲州ワインとのペアリングも楽しめるので、**「今日は少し贅沢に」**という日におすすめ。
ランチ・ディナーともコース中心のため、事前予約が安心です。


③ BISTRO Mille Printemps

— 日本ワイン&地元食材が主役のフレンチビストロ

2010年オープンのフレンチレストランで、
「山梨県産ワインをはじめとする日本ワインと地元食材のマリアージュ」を掲げるビストロ。

  • 銀座の名店でシェフ・ソムリエを務めたオーナーが手がける本格フレンチ
  • 山梨県産ワインを中心に、全国の日本ワインや世界の銘醸ワインも揃う

「気軽だけれど、少し特別な時間」を大切にしたレストランで、
ワイナリー巡りの締めくくりディナーにぴったりです。

モデルコース

8:35 バスタ新宿出発

新宿駅新南口直結のバスタ新宿から甲府南経由の甲府方面行きの高速バスに乗車。車窓から富士山や南アルプスの景色を楽しみながら移動します。

10:11 中央道釈迦堂バス停到着

バス停は釈迦堂パーキングエリア内にあり、トイレや売店が利用できます。必要に応じて軽食や飲み物を購入しておきましょう。

10:30 フジクレールワイナリー

まずは眺望の良いフジクレールワイナリーへ。甲府盆地の絶景を楽しみながら試飲タイム。気に入ったワインはその場で購入可能です。

12:00 まるき葡萄酒/IWAI TERRACE(イワイテラス)

徒歩で次のワイナリーへ。日本最古のワイナリーの歴史を感じながら、不耕起草生栽培のブドウで造られたワインを堪能します。放し飼いの羊にも会えるかも。

併設のIWAI TERRACE(イワイテラス)でランチ

15:30 丸藤葡萄酒工業(ルバイヤートワイン)

最後は詩的な名を持つルバイヤートワイナリーへ。創業当時の建物や地下貯蔵庫を見学し、伝統の辛口甲州ワインを味わいます。

17:04 中央道釈迦堂バス停から帰路

パーキングエリアで休憩後、夕方の便でバスタ新宿へ。車内でワイナリー巡りの余韻に浸りながら帰京します。

18:40 バスタ新宿到着

持ち物チェックリスト

  • エコバッグ – ワイン購入用に必須
  • 保冷バッグ – 夏場のワイン持ち帰りに
  • 歩きやすい靴 – ワイナリー間の移動は徒歩
  • 帽子・日焼け止め – 日差し対策
  • 水分 – 試飲の合間の水分補給用
  • 現金 – 一部ワイナリーでは現金のみの場合も
  • 身分証明書 – 年齢確認用

ワイナリー巡りのマナー

  1. 運転者は試飲を控える – バスでの移動なので心配無用です!
  2. 試飲は適量を – 多くのワイナリーを巡る場合は、各所で少量ずつ楽しみましょう
  3. 購入は義務ではない – 試飲後の購入は任意です
  4. 写真撮影は確認を – 醸造施設内では撮影NGの場合があります
  5. 予約が必要な見学ツアー – 事前に電話で確認・予約をしましょう

おすすめの時期

春(3〜5月)

ブドウの新芽が芽吹く季節。爽やかな気候でワイナリー巡りに最適です。

初夏(6〜7月)

ブドウの花が咲き、青々とした葉が広がります。桃やさくらんぼの季節でもあり、フルーツ狩りと組み合わせても楽しめます。

秋(9〜11月)

収穫の季節。ワイナリーが最も活気づく時期で、新酒の試飲ができることも。紅葉も美しい季節です。

冬(12〜2月)

寒い時期ですが、澄んだ空気の中で富士山がくっきりと見えます。温かい格好で訪れましょう。

釈迦堂パーキングエリアの魅力

バス停のある釈迦堂パーキングエリアにも注目!上り線は桔梗屋が運営しており、山梨の名産品がずらり。下り線も山梨県のお土産が充実しています。また、PAから徒歩でアクセスできる釈迦堂遺跡博物館では、縄文時代の遺物を展示。時間があれば立ち寄ってみるのもおすすめです。

まとめ

中央道釈迦堂バス停を起点としたワイナリー巡りは、車を運転せずに本格的なワイン体験ができる魅力的なプラン。バスタ新宿から約2時間という気軽さも嬉しいポイントです。

歴史あるワイナリーで、造り手の想いが詰まったワインを味わい、甲府盆地の絶景を楽しむ。そんな贅沢な日帰り旅を、ぜひ体験してみてください。

山梨のワイナリーは、日本ワインの歴史と未来を同時に感じられる特別な場所。高速バスに乗って、気軽にワインの産地を訪れてみませんか?

新宿からバスで行ける観光地


注意事項

  • バスの運行状況は天候や季節により変動する場合があります。事前に各バス会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
  • ワイナリーの営業時間や休業日は変更される場合があります。訪問前に各ワイナリーに直接お問い合わせいただくことをおすすめします。
  • お酒は20歳になってから。飲酒運転は絶対にやめましょう。
  • 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

corritrip.jp 編集部より このルートは公共交通機関を利用するため、お酒を心ゆくまで楽しめる理想的なプランです。山梨の豊かな自然とワイン文化をぜひ体感してください。素敵なワイン旅になりますように!

百蔵山 登山口 への行き方|アクセス完全ガイド【新宿発・車/電車/バス比較】

山梨県大月市にある「百蔵山(ももくらやま・1,003m)」。 大月市のシンボル「秀麗富嶽十二景」の一つに数えられ、山頂から望む富士山の姿は圧巻です。 また、麓には日本三奇橋の一つ「猿橋(さるはし)」があり、登山と観光をセットで楽しめるのも魅力です。

「今週末は百蔵山に行こう!」と思い立ったとき、どの移動手段で行くのがベストでしょうか? 実は、電車で行くか、高速バスで行くかで、登山口までの距離が大きく変わります。

今回は、新宿から百蔵山(猿橋駅側登山口)へ向かう場合の3つのアクセス方法(車・鉄道・高速バス)を徹底比較します。。

まずは結論!各アクセスの比較表(新宿ー百蔵山 登山口)

百蔵山へのアクセスは、車が最も歩く距離が短く、次いで高速バスとなります。鉄道は最も歩く距離が長くなる点に注意が必要です。

移動手段片道費用
(目安)
乗車時間登山口(和田美術館)
までの
距離/徒歩所要時間
乗換回数
高速バス
予約
約1,550円75分程度約2.1km/約43分
地図
0回
鉄道約1,340円100分程度約2.8km/約54分
地図
0~1回
高速料金
片道約2,000円
 + 燃料代
駐車場は無料
70分程度約1Km/約22分
地図
0回

※ここでの「登山口」は、本格的な山道に入る「百蔵山登山口(和田美術館付近)」を指しています。
※車の「距離」はメイン駐車場(大月市営総合グラウンド)からの距離です。

大月市営グランドー和田美術館 Google Map

高速バス(中央高速バス)でのアクセス

意外と知られていませんが、電車よりも登山口に近い場所に停まるため、公共交通機関派には非常におすすめのルートです。

基本ルート

 ※「バスタ新宿」以外にも「府中バス停」や「日野バス停」など途中バス停もご利用可能です。

登山口までの距離と時間

バス停は駅よりも北側(山側)の高速道路上にあります。ここから歩くと、駅からのルートよりもショートカットできます。

メリット

  • 歩行距離が短い: 公共交通機関の中では最も登山口に近いです。
  • 快適: 新宿から必ず座れて、乗り換えなし。Wi-Fiやコンセント付きの車両も多いです。

デメリット

  • 渋滞リスク: 週末の帰路などは渋滞に巻き込まれると、到着時間が遅れる可能性があります。

高速バスの詳細やご予約は「ハイウェイバス ドット コム


鉄道(JR中央本線)でのアクセス

登山者にとって最もポピュラーで確実な方法ですが、登山口までは少し距離があります。

基本ルート

新宿駅 → (JR中央線 又は 京王線) → 高尾駅 → (JR中央本線 普通) → 猿橋駅

登山口までの距離と時間

駅から北口を出て、住宅街と長い坂道を抜けて登山口へ向かいます。

メリット

  • 時間が正確: 渋滞知らずで、計画通りに行動できます。

デメリット

  • 歩く距離: 登山口まで片道約54分の車道歩きは、夏場などは体力消耗につながります。
  • 電車混雑: 週末やシーズンは電車が混雑し、座れないこともあります。

車(マイカー)でのアクセス

最も体力を使わずに登山口に近づける方法です。広くて無料の駐車場があるのも嬉しいポイント。

基本ルート

  • 中央自動車道大月IC → 国道20号(甲州街道)経由
  • ナビ設定:「大月市営総合グラウンド」

駐車場と登山口までの距離

百蔵山登山で一般的に利用されるのは「大月市営総合グラウンド」の駐車場です。

  • 駐車場: 大月市営総合グラウンド(約100台・無料) 登山口ナビ駐車場情報
  • 区間: 駐車場 〜 百蔵山登山口
  • 距離: 約1.0km
  • 徒歩所要時間:約22分
    • 駐車場から登山口までは、舗装された坂道を登っていきます。ここを登りきれば、あとは山道です。

メリット

  • 最短アプローチ: 重い荷物を背負っての車道歩きを最小限に抑えられます。
  • 無料駐車場: 台数が多く無料で利用できるため安心です。

デメリット

  • 渋滞: 週末などの帰りの中央道(小仏トンネル付近)の渋滞の可能性あり。帰路の運転が辛い。
  • トイレ: グラウンド駐車場のトイレは閉鎖されている場合があるため、事前に済ませるか、登山道途中の公衆トイレを利用しましょう。

まとめ:あなたにおすすめのアクセスは?

  • とにかく楽に、歩く距離を最短にしたいなら・・・「車」 市営グラウンド駐車場を利用するのが最もスムーズです。
  • 公共交通機関で、なるべく歩きたくないなら・・・「高速バス」 「中央道猿橋」バス停は実は登山口に近い穴場です。本数も多くあります。体力温存にも最適!
  • 時間の安定重視なら・・・「鉄道」 歩く距離は長いですが、帰りの時間も読めます。

百蔵山は、短時間で登れて富士山の絶景に出会える素晴らしい山です。ご自身のスタイルに合ったアクセス方法で、楽しい一日をお過ごしください!

高速バスの詳細やご予約は「ハイウェイバス ドット コム

新宿からバスで行ける観光地

滝子山 登山口 への行き方|アクセス完全ガイド【新宿発・車/電車/バス比較】

山梨県の大菩薩連嶺に位置する「滝子山(たきごやま・1,620m)」。 美しい沢沿いの道や、山頂からの圧巻の富士山ビューが魅力で、多くの登山愛好家に愛されている山です。また「山梨百名山」の一つでもあります。

「今度の休日、滝子山に行ってみようかな?」と考えたとき、最初に気になるのが登山口へのアクセス方法ですよね。 実は、電車で行くか、高速バスで行くかで、歩く距離が大きく変わることをご存知でしたか?

今回は、新宿から滝子山(吉久保・道証地蔵登山口)へ向かう場合の3つのアクセス方法(車・鉄道・高速バス)を徹底比較します。

まずは結論!各アクセスの比較表(新宿ー滝子山 登山口)

時間、コストに加え、「登山口までの歩行距離」で比較すると、意外な事実が見えてきます。

移動手段片道費用
(目安)
乗車時間登山口(桜森林公園)
までの
距離/徒歩所要時間
乗換回数
高速バス
予約
約1,700円90分程度約300m/約5分
地図
0回
鉄道
特急利用

予約
約3,000円100分程度約2.1km/約31分
地図
1回
鉄道
普通電車
約2,000円120分程度約2.1km/約31分
地図
1~2回
高速料金
片道約2,000円
 + 燃料代
駐車場は無料
90分程度0Km/0分
地図
0回

※ここでの「登山口」は、マイカーの駐車場やトイレがある「桜森林公園」を基準としています。本格的な登山道(道証地蔵)へは、そこからさらに約1km(徒歩20分)の林道歩きがあります。

桜森林公園ー道証地蔵 Google Map

高速バス(中央高速バス)でのアクセス

意外と知られていませんが、実は電車よりも登山口に近いのがこのルート。「歩く距離を短くしたい」という方に最もおすすめです。

基本ルート

 ※「バスタ新宿」以外にも「府中バス停」や「日野バス停」など途中バス停もご利用可能です。

登山口までの距離と時間

バス停は、登山口への入り口となる「吉久保」集落のすぐ近くに位置しています。

  • 区間: 中央道笹子バス停 〜 桜森林公園
  • 距離: 約0.3km
  • 徒歩所要時間:約5分
    • バス停から一般道へ降りると、すぐに登山口方面への道に入れます。駅からのルートに比べて約30分も歩行時間を短縮できます。

メリット

  • 最短徒歩: 登山口までの舗装路歩きが最も短く済みます。
  • 快適: 新宿から必ず座れて、乗り換えなし。Wi-Fiやコンセント付きの車両も多いです。

デメリット

  • 渋滞リスク: 週末の帰路などは渋滞に巻き込まれ、到着時間が遅れる可能性があります。

高速バスの詳細やご予約は「ハイウェイバス ドット コム


鉄道(JR中央本線)でのアクセス

登山者にとって最もポピュラーで確実な方法ですが、登山口までは少し距離があります。

基本ルート

【特急電車を利用の場合】
新宿駅 → (JR中央特急 かいじ/あずさ ※大月まで) → 大月駅 → (JR中央本線 普通) → 笹子駅

【普通電車を利用の場合】
新宿駅 → (JR中央線 又は 京王線) → 高尾駅 → (JR中央本線 普通) → 笹子駅

登山口までの距離と時間

駅から国道20号(甲州街道)を西へ歩き、バス停のある吉久保集落を経由して登山口へ向かいます。

  • 区間: JR笹子駅 〜 桜森林公園
  • 距離: 約2.1km
  • 徒歩所要時間:約30分
    • 準備運動にはちょうど良い距離ですが、夏場の暑い時期などは少し長く感じるかもしれません。

メリット

  • 時間が正確: 渋滞知らずで、計画通りに行動できます。
  • 下山後の楽しみ: 帰りに駅周辺や大月駅で、気兼ねなくお酒や食事を楽しめます。

デメリット

  • 歩く距離:バスに比べると、片道約30分多く舗装路を歩くことになります。
  • 電車混雑:週末やシーズンは電車が混雑し、座れないこともあります。

車(マイカー)でのアクセス

自由度が高く、登山口(桜森林公園)まで直接乗り入れられるため、最も楽な方法です。

基本ルート

  • 中央自動車道大月IC または 勝沼IC → 国道20号(甲州街道)経由
  • ナビ設定:「桜森林公園(さくらしんりんこうえん)」または「滝子山愛宕公園」

駐車場情報

滝子山の登山口付近には大きな公式駐車場はありませんが、桜森林公園周辺に路肩を利用した駐車スペースが点在しています。桜森林公園の手前(動物避けゲート前後)に約8~10台分、ゲートを入って右手奥に約5台分の駐車スペースがあり、さらに登山道終点付近の道証地蔵周辺にも5台程度停められる路肩スペースがあります。
いずれも未舗装の路肩で無料ですが、正式な駐車場というより「車を停められるスペース」という程度なので、土日祝の朝は早めに到着しないと満車になりがちです。

登山口ナビ駐車場情報

駐車場と登山口までの距離

  • 区間: 桜森林公園 駐車場 〜 道証地蔵(本格的な登山道入口)
  • 距離: 約1.0km
  • 徒歩所要時間:約20分
    • 公園に車を停め、そこから約20分林道を歩くと、登山ポストのあるゲート(道証地蔵)に到着します。

メリット

  • アプローチ最強: 重い荷物を背負っての舗装路歩きを完全にカットできます。
  • 自由度: 早朝深夜の出発や、下山後の温泉への立ち寄りも自由自在です。

デメリット

  • 駐車場のキャパ: 桜森林公園の駐車台数は約10〜15台と少なめ。紅葉シーズンなどは早朝に満車になるリスクがあります。
  • 渋滞: 帰りの中央道(小仏トンネル付近)の渋滞には注意が必要です。 疲れた身体での運転にはご注意ください。

まとめ:あなたにおすすめのアクセスは?

  • 歩く距離を短縮し、楽にアクセスしたいなら・・・「高速バス」 笹子駅よりも圧倒的に近く、体力温存に最適です。「中央道笹子」バス停の利便性をぜひ活用してください。
  • 時間が読める安心感を重視するなら・・・「鉄道」 歩く距離は長くなりますが、渋滞の心配がありません。
  • グループ登山や、ドア・ツー・ドアなら・・・「車」 駐車場確保のため早めの到着が必要ですが、自由に移動できます。

ご自身に合ったアクセス方法を選んで、安全で楽しい滝子山登山を計画してくださいね!

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新宿からバスで行ける観光地

上高地へのバスは予約必要?不要?

上高地のバスは予約必要? 路線毎に異なります。

昨今「上高地のバスは予約必要ですか?」と言う質問が多く寄せられます。
答えとしては必要な路線と、不要(先着順)な路線の両方があります。

多くの路線で予約が必要となってます。

大まかに分けると、マイカーなどで上高地を目指す場合、沢渡(さわんど)駐車場やアカンダナ駐車場で路線バスに乗り換える必要があります。

その両駐車場からのバスは予約不要ですが、それ以外の場合は予約が必要となります。

予約が必要、不要を路線毎にまとめてみました。

2025年11月現在の状況です。

予約が必要な路線バス

新宿・渋谷 ⇔ 上高地 などの高速バス

【予約制】

新宿 発着オンライン予約

渋谷 発着オンライン予約 

長野駅 ⇔ 上高地

【予約制】

オンライン予約

松本バスターミナル ⇒ 上高地
ナショナルパークライナー

【予約制】

オンライン予約

新島々 ⇔ 上高地

【予約制】

オンライン予約
※ 当路線は2025年より予約制になりました。

※ 松本駅 ⇔ 新島々駅 の松本電鉄上高地線は予約不要です。 また、松本電鉄上高地線はSuicaなどの交通系ICカードは使用できません。

予約不要(先着順)の路線

沢渡(さわんど)⇔ 上高地

【非予約制シャトルバス(先着順)】

時刻表

あかんだな・平湯 ⇔ 上高地

【非予約制シャトルバス(先着順)】

時刻表

※ 松本バスターミナル ⇔ 平湯・高山 の路線バスは予約制です。
 詳細・オンライン予約

※ 高山 ⇔ 平湯・新穂高ロープウェイ の路線バスは予約不要(先着順)です。
  時刻表

上高地への行き方・アクセスの詳細

高山・新穂高ロープウェイ・松本 公共交通マップ

上高地への行き方・アクセスの詳細


筆者 高橋英知|総合旅程管理主任者/国内旅行業務取扱管理者