路線バスで行く長野・戸隠観光!弾丸訪問で分かった効率的な巡り方と必見スポット

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長野県北部にある「戸隠」は、その雄大な自然と歴史ある戸隠神社の門前町で、今や日本人だけでなく、海外からのツーリストにも人気の観光地となっています。

私もこの魅力的な戸隠を体験すべく、長野駅から路線バス(観光特急バス)を利用して、日帰りで訪問してきました!
今回は、限られた時間の中での戸隠観光でしたが、体験に基づき効率よく巡る方法や、訪問して感じた事をご紹介します。 必ず再訪してゆっくりとこの素晴らしい戸隠を満喫します。

長野駅から戸隠へのアクセスは2種類

長野駅から戸隠へ向かうバスは主に2種類あります。戸隠観光の際は、ご自身の体力や予定に合わせてバスを選んでください。

  1. 「観光特急バス」
    • 観光客の方はこちらを強くおすすめします。
    • 座席指定の予約制バスです。
    • 長野駅の乗車場所は7番バス停で、チケットカウンターの目の前にあります。
    • 戸隠奥社入口まで乗り換えなしで行けます。
  2. 一般「路線バス」
    • 主に地元の方の通勤・通学用として運行されています。なるべく「観光特急バス」をご利用ください。
    • このバスは、戸隠奥社入口までは直接行きません。
    • 途中の戸隠営業所で下車し、観光連絡バスに乗り換える必要があります。
      (戸隠営業所から戸隠奥社入口までは、徒歩で約30分程度かかります。)

【私の弾丸訪問記録】2025年11月7日(金)のルート

今回は時間が限られていたため、観光特急バスを利用した短時間ツアーとなりました。

午前7:45

長野駅(7番バス停)に到着 

長野駅善光寺口にある「ドン・キホーテ」を目指してください。
写真のドン・キホーテのビルの手前に左に降りる階段があります。
おりたところが「7番バス停」です。
バス停の前にはバスのチケットカウンターがあります。

チケットはあらかじめオンラインで予約しておきました。
運転手さんにe-チケット(QRコード)を見せて乗車しました。

長野~戸隠 観光特急バス 時刻表・オンライン予約

午前7:50

定刻通りバスは出発

午前8:43

戸隠営業所下車
※戸隠中社を予定していましたが、美しい紅葉につられて下車してしまいました。

  • 散策ルート:戸隠中社 → みどりが池 → 戸隠奥社を古道を中心に徒歩で巡る

午前9:50

奥社入口到着! 往復2時間の参道にはトイレがないので、必ずここで済ませてください。
清潔で明るいトイレです。 コインロッカーもあります。

午前9:57

大鳥居から奥社に向けて参道をお参り開始

午前10:10

「随神門」と「杉並木」に到着
時間が限られていたのでかなりのハイペースです。

午前10:30

バスの時間が迫っていいるのでハイペースで一気に登りました。

奥社での滞在時間をそこそこにして、来て道を戻ります。
目指すは戸隠奥社入口バス停、午前11:34発のバス。

再びハイペースで下ります。

奥社入口 午前11:20到着 相当早い・・・
間に合いました^^

午前11:34

戸隠奥社バス停から観光特急バスに乗車

午後12:37

長野駅到着

長野~戸隠 観光特急バス 時刻表・オンライン予約


訪問で感じた!戸隠観光のための4つのアドバイス

今回の駆け足訪問で、戸隠観光をより楽しむために感じたポイントをご紹介します。

  1. 所要時間は最低6時間。できれば宿泊を! 戸隠には奥社、中社、宝光社といった見どころの他に、古道や鏡池など散策スポットが多く、最低でも6時間程度は必要だと感じました。心ゆくまで楽しむには、宿坊や旅館に宿泊して、日本の伝統的な門前町の雰囲気を味わうことを強くおすすめします。
  2. 奥社は「随神門」と「杉並木」まででもOK 戸隠神社奥社は有名ですが、必ずしも山頂の奥社まで行くべき場所ではありません。体力と時間に余裕がある場合はぜひ訪問してください。
    • 奥社の参道入口から「随神門」と「杉並木」までは、徒歩で片道約30分です。
    • 奥社までは、そこからさらに約30分の急な上り坂を登る必要があります。時間や体力に自信がない場合は、この「随神門」までで引き返すのもおすすめです。
  3. 建物や境内の雰囲気を楽しむなら「中社」と「宝光社」 手軽に神社の歴史や荘厳な雰囲気を楽しみたいなら、アクセスしやすい「中社」や「宝光社」の参拝がおすすめです。
  4. 食事・ショッピングは「中社」周辺が便利 名物の戸隠蕎麦を楽しんだり、お土産を探したりするなら、「中社」周辺や「宝光社」周辺が便利です。

戸隠のおすすめルートは「奥社入口から下り」

戸隠を効率よく巡るなら、まずは標高の高い戸隠神社奥社入口でバスを下車し、散策しながら中社や宝光社まで下ってくるルートが体力的にもおすすめです。

  1. 奥社入口(トイレ休憩を!) バスを下車したら、奥社入口にある綺麗なトイレで済ませておきましょう。奥社までの往復には2時間以上の時間が必要です。
  2. 随神門と杉並木(片道徒歩約30分) 歩き始めて約30分で、大鳥居をくぐった先にある「随神門」と、そこから続く樹齢400年を超える杉が立ち並ぶ「杉並木」に到着します。ここは戸隠を象徴する人気写真スポット*のため、時間帯によっては混雑が激しいことがあります。
  3. 奥社 or 鏡池へ
    • 奥社へ: 杉並木を抜けた後、体力と時間に自信があれば、急坂を登り奥社を目指しましょう。
    • 鏡池へ: 奥社へ行かず、または奥社からの帰り道で、散策に最適な古道を利用して鏡池に向かうのがおすすめです。杉並木から鏡池までは徒歩で約30分です。
  4. 古道を歩いて中社へ 鏡池からは、再び古道を利用して中社に向かいましょう。このルートは45分程度の古道散策となり、戸隠の美しい四季を肌で感じることができます。中社周辺では、戸隠蕎麦を楽しんだり、周辺の集落で日本の原風景を堪能できます。もし時間がない場合は、ここから長野行きのバスに乗車することも可能です。
  5. 時間に余裕があれば宝光社へ 中社から宝光社までは、風情ある古道を約30分程度散策して行くことができます。もちろん、路線バスで移動することも可能です。

戸隠エリア内は走る「戸隠観光連絡バス」

宝光社からは、観光特急バスで長野駅まで約60分で戻ることができます。

まとめ

戸隠は、短時間での訪問も可能ですが、その魅力を深く味わうには、やはり一泊してじっくりと古道や神社を巡るのが一番です。特に、宿坊に泊まって日本の伝統文化に触れる体験は格別です。長野駅からのバスは便利な「観光特急バス」の利用を忘れずに!

ぜひ、あなたの旅の目的地の一つに戸隠を加えてみてください。

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