動くシェアオフィス!?高速バスで行く!
草津温泉ワーケーション体験記


一人旅編(40代男性 職業SE)
ひとりで気ままにワーケーション

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今日は渋谷や二子玉川からバス1本で行ける草津温泉で、仕事と観光を満喫するワーケーション体験をご紹介します!

今日は、渋谷・二子玉川から乗り換えなしで草津温泉まで行ける今話題の動くシェアオフィス「高速バス」を利用して、草津温泉ワーケーション体験記をご紹介します!
ホテル滞在中だけでなく、高速バスでの移動中や温泉街のカフェで仕事ができるオススメスポットなども紹介します。
これからワーケーションをしてみたいという方の参考になれば幸いです。


1日目 8:00 二子玉川駅に到着

高速バスのバス停は楽天クリムゾンハウスにあるので、15分くらいは余裕を見て移動した方が良いでしょう。
楽天クリムゾンハウスに向かう途中には、コンビニやファーストフード店もあります。草津までは、途中休憩を挟んで5時間ほどのバス旅です。必要なものを準備しておきましょう。

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高速バスの予約はこちら  

高速バスの待合所に到着

楽天クリムゾンハウスのバス停に到着。待合室にはコンセント付テーブルが3席の他に、ベンチと多目的トイレが一つありました。

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8:30 草津温泉・軽井沢行きバスが二子玉川を出発

運転手に乗車予約の画面を提示して乗車します。バスの入口には手指消毒用のアルコールと使い捨てのおしぼりが用意されていました。

出発前の車内ディスプレイに「バスの空気は3分で入れ替わる」という動画が流れていたので、安心して出発できました。

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座席の設備

バス車内にはフリーWi-Fiと、すべての座席にコンセント完備。フットレスト付きリクライニングシートなので、靴を脱いでリラックスできます。
シートのまくらは稼働式で自分の首にフィットさせることができます。

テーブルの耐荷重は10kgなので物を置くにも安心です。iPadの操作はフットレストに足を置いて、膝の上で操作すると安定します。

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9:20 渋谷マークシティに到着

首都高速から関越自動車道へ入ると、走行中の車線変更で揺れることもなく、ノートPCなどの作業がしやすかったです。

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10:50 上里サービスエリアに到着

11:15まで休憩。休憩時間は25分あるのでトイレも軽食も出来そうです。帰りも上里で休憩するのでお土産を物色してみるのも楽しいです。

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12:14 軽井沢駅に到着

12:57 北軽井沢に到着

北軽井沢のバス停はとてものどかな場所でした。ここからなだらかに山を下るのですが、この辺りでは、厳しいカーブもなくPC作業も快適!

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13:45 草津バスターミナルに到着

バスターミナルには、喫茶店・レストラン・土産物屋・トイレ・コインロッカーなどがあり、温泉街の散策前に一息つくことができます。
バス走行中の3~4時間くらいはPC作業ができたので、到着するころにはメール対応などの仕事は一段落しました。その分、草津での時間に余裕が生まれました。

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13:50 草津温泉図書館でテレワーク

バスターミナル3Fの草津町立温泉図書館で早速テレワーク開始。飲み物はOKですが、食べ物はNGです。利用時間は1時間以内の利用を呼びかけていました。

窓際の半数ほどの席でコンセントも利用が利用でき、バスターミナルのフリーWi-Fiも利用できました。アクリルスタンドや木の板で仕切られた席もあり、図書館なので大きな声で会話をする人もなく、とても静かで一人の世界に没頭できます。

3階の窓からの眺望は良く、遠くの山並みや温泉街の街並みを眺めたりとゆったりできます。
スマホを充電しながら本を読んでいる人や、ノートPCを利用する人、バス待ちの観光客など、無料で利用できるので、皆さん用途に合わせてうまく活用されているようです。

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15:00 草津 湯畑周辺を散策

バス車内で仕事を片付けたので、湯畑散策。
草津温泉は観光経済新聞社主催のにっぽんの温泉100選に連続で1位となるだけあって、硫黄の香りと湯畑の大きさに圧倒されます。

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15:30 「足湯カフェ 草庵」で軽食とテレワーク

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小腹が空いたので湯畑温玉カレーとアイスコーヒーを注文しました。
電源はテーブルにあり、スタッフの方に聞くとiPadの利用も問題ないと言っていただきました。パスワードなしのフリーWi-Fiも利用できます。
店内ではジャズが流れていて、足湯の水面の揺らぎをぼーっと眺めていると癒されます。足湯の天井にはカラフルな和傘が吊られていました。

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デスクワークに疲れたら足湯でリラックス。タオルは持参するか、一枚220円で購入できます。
足湯スペースとホテルのフロントとは扉で仕切られていて、BGMがほのかに聞こえ、温泉のお湯の流れる音が聞こえて癒やされます。

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草庵 足湯カフェ

http://www.kusatsu-souan.co.jp/index.html

16:30 「和(あ)える宿 高松」にチェックイン

2020年にオープンし、近代的な設備も充実していて過ごしやすそうなホテルに宿泊。和と洋を合わせたモダンなホテルです。
夜は近隣を散策できるように朝食のみのプランを選択。

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客室でテレワーク

客室には、USBを直接接続できるコンセントが複数備えられていて便利です。館内のWi-Fiを利用する場合は、チェックイン時にパスワードを受け取ります。

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ベッドサイドでもコンセントとUSBが利用でき、近代的な「洋」の利便性がありました。

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ソファでゆったり快適テレワーク

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1Fのカフェスペースでテレワーク
気分転換に1Fのカフェスペースでテレワーク。窓際のカウンターテーブルはUSBとコンセントが利用できます。テーブルも広くとても快適でした。
こちらも館内Wi-Fiが利用できます。

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カフェスペースには、コーヒーマシンでカフェオレ、紅茶や麦茶、レモン水などを自由に飲めました。
手指消毒用のアルコールと使い捨てのビニール手袋が置いてあり、感染予防対策もなされていました。

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お昼ご飯を食べ損ねた場合には、早めにチェックインし、パンとコーヒーいただきながら仕事もできそうです。

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仕事を終えて、本日の温泉宿へ。
チェックインしてすぐに露天風呂で汗を流し、仕事をはじめるというのも良いでしょう。日が沈む前に露天風呂につかるのも贅沢です。

夕食を探して夜の湯畑へ

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日も暮れると湯畑がライトアップされて幻想的な景色を見れました。

辺りは写真を撮ったり、足湯に浸かったり、たくさんの観光客で賑わっていました。「温泉らくご」というイベントも毎晩開催されているようです。

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今晩はこの居酒屋に決定。地元の人や観光客が食事を楽しんでいました。旅行先でその土地のものを食べることは、新たな発見もあり楽しいです。

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2日目 朝風呂をいただいてから朝食

寝起きに熱い温泉につかりました。つい腹の底からうなり声をあげてしまいます。体が覚醒する。朝一番の露天風呂は本当に贅沢な時間です。

朝食は、チェックイン時に選んだプレート料理とハーフバイキングです。上州牛ローストビーフ、オムレツ、ラタトィユを選びました。
たくさんの種類の焼きたてパンがあり、ジャムや削りたてチーズなどのトッピングも豊富。新鮮なサラダやラザニア、想像以上に辛いグリーンカレーも美味でした。温泉卵、焼き魚、納豆にお漬物など、和食も豊富にあり、白米や味噌汁もとても美味しかったです。

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11時がチェックアウトですが、早めに会計を済ませて、カフェスペースでカフェオレを飲みながら作業をさせてもらいました。
プリンターも利用でき、いざという時に助かります。

ホテルの目の前には、イタリアンソフトジェラートとラスクの食べ放題で有名な「グランデフューメ草津」がありました。

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和える宿 高松

http://h-takamatsu.com/aeruyado/

異なる温度の温泉を順にめぐる「合わせ湯」という入浴方法で有名な「大滝乃湯」も、ホテルの目の前にあります。
和える宿 高松の宿泊者は、姉妹館の宿泊施設のお風呂も入れるので、仕事の合間に食い倒れならぬ温泉倒れができます。

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本日のお宿のチェックインまでテレワークができる場所を探し、散策開始。たくさんの観光客とすれ違いました。
たくさんの食事処、土産物屋を覗いて歩くのも楽しいですね。

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11:30 湯川テラスでコーヒー

コーヒーを飲みながら、PCを触れるお店を探して「湯川テラス」にたどり着きました。お店の軒先には足湯があり、店内の飲み物をいただきながら寛げます。
アイスコーヒーだけでも快く入れていただきました。

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通りを挟んだ向かいには、ポケットパークという休憩所のような場所もあり、自由に利用できるようです。温泉街を歩き回って、疲れたときには一休みできます。

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店内でアイスコーヒーを注文しながらPCを使っても良いか店員さんに聞くと、Wi-Fiのパスワードをメモして渡してくれました。
窓側がソファの2人席を利用させてもらいました。2階にも席があり、温泉街を見下ろせるようです。

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「湯川テラス」公式サイト

https://www.yugawa-terrasse.jp/

12:30 昼食に有名なとんかつを食べる

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クチコミで人気の「とん香」に到着しました。さすが人気店!多くの人で賑わっていました。
クチコミで評判のジャンボロースカツ定食は、驚くほど厚く、衣はとても薄くカツのうまみを満喫できました。
プリッとした歯応えがたまらなく、脂身がとても甘く美味でした。
キャベツとご飯は大盛りサービスができます。

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とんかつの店「とん香」公式サイト

https://tonka.ikidane.com/

14:00 草津ホテルにチェックイン

大正創業というこのホテルは、まさにクラシックホテルという外観です。
ロビーや調度品など館内のいたるところでもノスタルジックな趣を感じられるホテルでした。

湯畑から10分ほどの距離で、喧騒から少し離れた落ち着いた場所です。片岡鶴太郎美術館が併設され、西の河原公園の手前に立っています。

本日は2食付きのプランで宿泊し、老舗ホテルを満喫します。

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客室も落ち着いた雰囲気の和室でゆったりと過ごせました。お茶受けは有名な松むらの温泉まんじゅうで美味でした。

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カフェスペースにてテレワーク

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カフェスペースには4人がけのテーブルが3つありました。フリーWi-Fiも利用でき、20:00までコーヒーが自由に飲めるようです。
隣には足湯があり、眺めているだけでも癒されます。客室からタオルを持参して浸かることもできます。

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客室でテレワーク

一人っきりの空間はやはり集中できます。2食付きのプランで宿泊しているので、食事の時間以外は仕事に集中。
繁華街から離れた場所で館内も静かで、客室にこもって作業をしていると、昔の文豪になったような気分です。

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18:30 夕食

食事はお造りやしゃぶしゃぶなどの懐石料理が用意され、大変満足でした。
浴衣で座っているだけで食べ物の方からやってきてくれるなんて、なんて贅沢なのでしょうか。

草津ホテル公式サイト

http://www.kusatsuhotel.com/

20:00「西(さい)の河原公園」のライトアップ

食後の息抜きに、西の河原公園にきました。この世のものではないと思うような景色に驚かされました。
あちこちから湧き立つ湯けむりとゴツゴツした岩場が、赤や青にライトアップされ幻想的な風景を作り出していました。

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まさに賽の河原を思わせる景色です。旅行に行くと日常では見れない風景や文化に出会え、新しい刺激をもらえます。

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3日目

今日は観光メインで過ごしたかったのですが、あいにくの雨。朝風呂にて覚醒します。
雨を浴びながらの露天風呂も楽しいです。シューという温泉の湧き出る音とポトポトパタパタと聞こえる雨音がとても心地よいです。

美味しい和朝食をいただき、カフェスペースでコーヒーを飲みながら今日の予定を確認。足湯に入って硫黄の香りと雨音を楽しみます。

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10:00「西の河原公園」で絶景露天風呂

朝の西の河原公園は、夜のライトアップとは違った表情を見せてくれました。西の河原公園にて雄大な露天風呂を満喫すべく、雨の中を歩きます。

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2泊3日用の大きめのリュックを持っていたので、コインロッカーに入るか不安でしたが、受付で100円の追加料金で預かってくれました。
宿でもらったタオルだけ持って入ります。脱衣所には100円のコインロッカーと棚がありました。

洗い場はなく、かけ湯を浴びて入浴します。露天風呂の奥に湯滝があり、湯滝に近づくほどお湯の温度は高くなります。
天気は雨だったため空は白く、水面から立つ湯煙と空の境目がうつろで幻想的です。
仰向けに足を伸ばすと、顔に雨粒が当たりひんやり。なんとなくショーシャンクを思い出します。雨の露天風呂も贅沢なひと時です。
360度大自然の開放的な露天風呂を満喫し、リフレッシュできました。

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「西(さい)の河原露天風呂」公式サイト

http://sainokawara.com/

11:00「だんべえ茶寮」でコーヒーとテレワーク

湯上りで一息つけるところを探して、「だんべえ茶寮」に入店。
古い和風の店内で、丁寧に飾られた古い調度品を眺めながらのテレワークはとてもリッチな気分になります。
赤い襟巻きをした黒猫がうろうろしてとても和み、リラックスした時間を過ごせました。

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12:00「暖(だん)」にて昼食

湯畑からすぐの「暖」にて昼食をいただきました。特製生姜焼き定食を注文しました。驚くほどの肉厚でジューシーな生姜焼きで、まるでステーキかと思いました。
昨日のとんかつといい、草津の人たちは分厚い肉が好みなのでしょうか。大変美味でした。

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温泉まんじゅう食べ歩き

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松むらや、ちちやといった、昔ながらの温泉まんじゅうの蒸したてをいただくのも美味しかったのですが、湯畑の「山びこ温泉まんじゅう」の「揚げまんじゅう」がとても印象的でした。

口に入れるとシャク、モチっとした食感を楽しめました。スイートポテトの天ぷらという気になる商品もありました。
旅行で食べ歩いていると、胃袋が交換できれば良いのにと思うことがあります。今回の旅行は、肉と饅頭とコーヒーでお腹いっぱいです。

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13:00「喫茶 綾」で少しだけお仕事

14:00 草津バスターミナルでお土産物色とテレワーク

草津バスターミナルのお土産屋さんでお土産を物色。さまざまなお菓子や地酒・地ビールやおつまみなどがありました。
ここで購入した「かみかみこんにゃく スパイシービーフ味」が想像以上に美味でした。
低カロリーなのに、ジャーキーのような食感と味でビールにとても合いました。

バスターミナル3階の温泉図書館にてバスを待ちながら最後のテレワーク。

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15:45 東京へのバス出発

本日は歩き疲れ、食べ疲れたけれど、帰路は高速バス。乗ってしまえば自宅近くの二子玉川まで乗り換えなし。ゆったりたっぷり寝ながら帰りたいと思います。
シートベルトを締めて、シートを倒したら、あとは寝るだけ。

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17:10 軽井沢駅到着

軽井沢から渋谷までの移動に、高速バスを選択する人が多くいました。
参考までに、軽井沢→渋谷は新幹線で5,800円のところ、高速バスなら3,100円。高速バスの方が断然お得です!

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18:35に上里サービスエリアに到着し、15分間の休憩を挟んで再び東京に向かいます。

20:20 渋谷マークシティーバスターミナル到着

20:40 二子玉川到着

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今回のワーケーションはこれで終了です。
高速バスで行く!草津温泉ワーケーション体験記いかがででしたでしょうか?

今回の一番のポイントは、移動が高速バスだったことです。
目的地に到着する前に、バス車内で集中して仕事をすることができたので、半日分の仕事は移動中に片付きました。
自家用車で移動していたらその時間、仕事ができないので、時間ロスですが、ワーケーション先で少しでも自由時間を作りたい!そんな方には、高速バスでの移動がお勧めです。

温泉街のカフェや喫茶店ではPC作業もできるところもありますが、息抜きしながらアイデアをまとめるくらいが良いと思いました。
ホテルに戻ってから仕事に集中することで、メリハリをつけられました。

宿泊施設は、近代的な設備が整ったホテルで快適に仕事をしたり、クラシックな旅館にこもって集中したりと、さまざまな環境を選ぶことができました。
素泊まりで宿泊し、朝食も夕食も周辺で探して、観光地を満喫しても楽しいでしょう。

また今回のワーケーションでは、2つのホテルで宿泊したため、チェックアウトしなければなりませんでしたが、連泊すれば、日中も客室にこもったり、ホテルのカフェスペースで仕事を継続することもできます。

仕事の合間に露天風呂を満喫したり、観光地を散策したりと、日常とは異なる環境に身を置くことで、新しい刺激を受けてアイデアが浮かんだり、仕事もはかどります。

興味を持った方は、ぜひ高速バスで行く!ワーケーションを試してみてください。

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